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スマートシティとは何か、恩恵とリスクは?

2018/09/10

Hannah Williams Computerworld UK

スマートシティとは何か

 基本的には、情報通信技術(ICT)を使って地区や都市を再開発し、エネルギー、ネットワーク接続、輸送機関、公益事業といった都市サービスのパフォーマンスと質を高めるのがスマートシティだ。

 スマートな技術を展開した結果、地域のインフラのあり方と経済性が変わった時には、スマートシティが確立されたと言える。

 オランダGemaltoのサイトの説明を借りれば、スマートシティはICTを中心として構成される枠組みであり、そのICTで大きな部分を占めるのが、互いにつながり合ったモノや機器のインテリジェントなネットワークだ。こうしたモノや機器が、ワイヤレス技術とクラウドを使ってデータを伝送する。

 クラウドベースのIoTアプリケーションを使ってデータの受け取りや処理をリアルタイムで行うことによって、生活の質の向上につながる的確な意思決定を、自治体、企業、住民などが瞬時に下せるようになる。

 このような意思決定が、交通渋滞やエネルギー供給、インターネット接続などのサービスの改善とコスト削減につながる。

 スマートシティの適用例として最も一般的なのは、コネクテッドカーや自動運転車だ。コネクテッドカーの場合、例えばパーキングメーターやEV充電スタンドと通信して、駐車や充電の際に最も近い空きスポットへとドライバーを導くような機能を構築できる。

 自動車メーカー各社はコネクテッドカーの開発に取り組んでいる。米国では、Teslaなどのメーカーが自動運転の分野で先行している。

 米Gartnerは、2020年にはコネクテッドカーの数が2億5000万台になると、2015年の時点で予測していた。2020年には、車の5台に1台が何らかのワイヤレスネットワーク接続機能を備えていると見ている。

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