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HTCのスマホ開発部隊をGoogleが11億ドルで買収、その狙いとHTCの今後は

2017/09/25

Brad Chacos and Michael Simon PCWorld

 今後は、このような優れたデバイスを生み出したメーカーにいた人材が、Googleの社員として働くことになる。Googleが将来のハードウエアについて壮大な計画を持っているのは間違いない。Samsungにとっては要警戒だ。

HTCの今後は

 HTCは、今回の合意について発表するプレスリリースの中で、「HTCには引き続きトップクラスの技術者がいる」と述べている。現在こうした技術者は、HTC U11の後継モデルに取り組んでいるとのことだ。正確な数字は明らかにされていないが、New York Timesは、HTCのPeter Shen最高財務責任者(CFO)の話として、Googleに人材が移ったあともHTCには研究や設計に携わる社員が2000人以上いると説明している。現在は約4000人だ。

 また、HTCのプレスリリースでは、今回の買収によって製品ポートフォリオを合理化できるとしている。この説明を聞くと、HTCのモバイルデバイスのラインナップは今後どうなるのかという疑問が湧いてくる。HTCのスマートフォン事業は、ここ数年はかなりの不振だ。2017年第2四半期(4~6月期)まで、HTCは9四半期連続で赤字となった。今後のスマートフォン界でHTCが果たす役割が、カナダBlackBerryやフィンランドNokiaの最近の戦略と同じような路線に変化していったとしても驚きはない。すなわち、自社のブランド名をライセンス供与するという路線だ。その場合、HTCの名を冠したハードウエアを、外部メーカーが設計/開発/生産することになる。

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