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ARMの新CPU「Cortex-M7」、多機能ロボットやウエアラブル端末に照準

2014/09/26

Agam Shah IDG News Service

 英ARMが最新プロセッサ「Cortex-M7」を発表した。ロボットやスマートデバイス、ウエアラブル端末の高性能化につながることを同社は期待している。

 Cortex-M7はこのほか、自動車、医療機器、ネットワーク機器、ストレージ機器への搭載も考えられる。同社CPU部門のマーケティング担当バイスプレジデント、Nandan Nayampally氏は、高速で省電力な同プロセッサによって、デバイスメーカーが製品に数多くの機能を詰め込めるようになると話す。

 Cortex-M7はクロック周波数400MHzで動作する。例えばこれを小型無人飛行機(ドローン)やロボットに搭載することで、位置や速度を計測する時の制御性や精度を高められると同氏は言う。

 「モーター制御の応答時間や管理には相応の速度が必要だ」。特にデバイスや目標物が移動する場合には重要だと同氏は話す。

 Cortex-M7は、スマートグラスなどのウエアラブル端末でも、センサー情報を収集するためのコプロセッサとして使用できる。高度なビジュアル機能やグラフィック機能を実現するためには、モバイルデバイスで利用されている「Cortex-A」シリーズなど、より高速なプロセッサがやはり必要だと同氏は言う。

 ARMのCortex-Aは、スマートフォンとタブレット端末の市場を既に席巻している。2015年初めにはサーバー向けにも登場する予定だ。ARM設計のCPUを搭載したデバイスがさらに増えることを望んでいる同社にとって、IoT(Internet of Things:モノのインターネット)市場は大きなチャンスだ。2020年の時点で、インターネット接続デバイスの数は、300億台とも500億台とも言われている。

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