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うつ病改善にスマホアプリは効果的?豪研究チームが調査結果を発表

2017/09/27

George Nott CIO

 分析結果によると、マインドフルネス、認知行動療法、気分のモニタリングなど、どの原理に基づくスマートフォンアプリにせよ、対象者のうつ症状が有意に減少していた。

 この分析結果についての論文は、精神科専門誌「World Psychiatry」のサイトに2017年9月21日に掲載された。論文の筆頭著者であるNICMの博士研究員、Joseph Firth氏は「先進国の人は、大半がスマートフォンを持っている。その中には、次第にうつを抱えつつある若い世代の人も含まれる」と指摘し、次のように話している。

 「この分野の技術が急速に進化していることを加味すると、最終的には、効果が極めて高いうつ病治療をこうしたデバイスで実現して、即座に利用できるようになるかもしれない。そうなれば、世界中でうつ病がもたらしている社会的・経済的な負担を軽減できる可能性がある」

 分析結果によると、スマートフォンアプリが最も効果的だったのは、軽度~中等度のうつ病に対してだった。なお、重度のうつ病での効果はまだ広く調査されていない。

 興味深いことに、臨床医やコンピューターからのフィードバックを利用しない、完全に「自己完結型」のアプリの方が、自己完結型でないアプリに比べて、効果が有意に高かった。その理由について研究チームは、スタンドアロン型のアプリは包括的だからかもしれないと話している。

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