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Firefoxの新バージョン「Quantum」、エンジン刷新で約2倍に高速化

2017/09/29

Gregg Keizer Computerworld

 全体としては、Firefox QuantumのUIは、他のブラウザーのミニマルデザイン(特に米Googleの「Chrome」や米Microsoftの「Edge」)と合致している。例えば、アドレスバーと検索バーをついに統合したことや、ウインドウ上部の煩雑な要素を減らしたことだ。こうしたデザインの先駆けで、実質的にブラウザーUIの指針を確立したChromeは、今回Firefoxが旧式のデザインを廃止したことで、天下統一を果たしたことになる。

 この1年、Firefoxは回復傾向にある。米調査会社Net Applicationsのデータによると、パソコンのブラウザーのユーザーシェアでFirefoxは過去12カ月に4.6ポイント上昇した。2017年8月現在では全体の12.3%だ。QuantumプロジェクトはMozillaの回復戦略にとって極めて重要だ。Firefoxは、かつては世界全体のユーザーシェアで約4分の1を占めていた。今回の改良と新たなUIによって、首位のChrome(59.4%)や下降線にあるInternet Explorer/Edge(計21.2%)からシェアを奪って、さらなる上昇を見せるのかどうか、今後の動向が興味深い。

 Firefox Quantumのベータ版は、Mozillaのサイトから、Windows版、macOS版、Linux版をダウンロードできる。ただし、大半のユーザーが利用している正式版と並行して動作させることはできない。

 Firefox Quantumがベータ版から正式版に昇格するのは11月14日の予定だ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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