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「プログラマブル経済」によってグローバル経済が激変、Gartnerが予測

2015/10/14

Hafizah Osman ARN

 米Gartnerは、テクノロジーが幅広い変革をもたらす「プログラマブル経済(programmable economy)」によって、グローバル経済のあらゆる側面に破壊的変化が生じる可能性があるとの予測を公表した。

 この予測は、同社がMaverickリサーチと呼ぶ調査結果として発表したもの。それによると、プログラマブル経済は、メタコイン・プラットフォームやスマート技術によって実現され、新たな形態の価値交換や、新しい種類の市場と経済を支えるものとなる。

 GartnerのフェローでバイスプレジデントのDavid Furlonger氏の話によると、プログラマブル経済では、従来からの価値交換の概念がテクノロジーの力でがらりと一変する。その結果、個人とスマートマシンは、価値の定義と、その取引方法の決定という両方が可能となる。

 同氏によると、プログラマブル経済とは、財・サービスの生産と消費の維持管理を担う、本質的に「スマート」な経済システムとして定義できる。このシステムでは、価値交換に関して、金銭的・非金銭的の両方で、多種多様な可能性が生まれる。

 同氏は次のように述べている。「グローバル経済は、テクノロジーの力による大規模な変化へとつき進んでいる。現在はデジタルビジネスへの移行が勢いを増している段階だが、既にその次の段階である自律的ビジネスも出現している」

 「だが、デジタルビジネスも自律的ビジネスも、依然として20世紀の経済モデルを基盤としている。我々は、自律的ビジネスの先には、テクノロジーの力によるさらに根本的な変革の時代が待っていると予測する。最終的にこの変革は、インターネットがもたらした変革に匹敵するほどの影響を及ぼすと考えている」

 Furlonger氏は、プログラマブル経済に適合するもう1つのトレンドとして、IoT(モノのインターネット)を挙げている。

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