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Google会長、「検索で最大のライバルはAmazon」

2014/10/16

IDG News Service John Ribeiro

 米GoogleのEric Schmidt会長は、ベルリンで現地時間2014年10月13日に行った講演の中で、検索で同社の最大のライバルは、米Yahoo!や米Microsoftの「Bing」などの検索サイトではなく米Amazon.comだとし、買い物の時にはAmazonのサイトで検索する人が多いと述べた。

 Amazon.comはeコマースに的を絞っているものの、「根本的な部分では、AmazonもGoogleと同じように、ユーザーの疑問や検索に対する答えを提示している」と同氏は述べた。

 Googleに対しては、欧州競争法違反の疑いについて、欧州連合(EU)の欧州委員会(EC)による調査が2010年から続いている。Googleが検索結果で自社のサービスを優先的に扱い、競合他社のサービスを目に触れにくくしているとする申し立てによって始まった調査だ。GoogleはECに対して2014年2月に是正案を提出したものの、その内容に対する反発の声を受けて、ECは同社にさらなる改善案を求めており、回答が得られなければ次なる措置に進むとしている。

 Schmidt氏はこの日の講演の中で、競争法違反の容疑に反論するかのように、ユーザーにはさまざまな選択肢があるという点を繰り返し強調した。他の検索エンジンという選択肢だけでなく、ニュース、航空券、レンタカー、保険、地域情報など、分野別の各種サイトも選択肢に挙げた。

 「Googleは通信会社や電力会社ではない。つまり、自宅に届く回線や電力網の選択肢が1つのみで競合他社も参入できないという状況ではない。Googleの利用を強制されている人は誰もいない」と同氏は述べた。

 一方で、スマートフォンからインターネットにアクセスする膨大なユーザーの存在も、Googleに課題を投げかけている。スマートフォンでは、Webサイトを開くよりもアプリを利用する方を好むユーザーが多いからだ。

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