TOPSoftware > PostgreSQL 11が登場、JITコンパイル導入や並列...

Software

PostgreSQL 11が登場、JITコンパイル導入や並列処理強化で性能向上

2018/10/22

Serdar Yegulalp InfoWorld

 オープンソースのSQLデータベース「PostgreSQL」の開発チームは2018年10月18日、新バージョン「PostgreSQL 11」の正式版をリリースしたことを発表した。

Credit: PublicDomainPictures

 新バージョンは、PostgreSQLの既存ユーザーに大きな戸惑いや齟齬をもたらす変更はないはずだ。一方で、今回加わった新機能や改良点の中には、新たなデータベースプロジェクトの立ち上げや既存プロジェクトの強化を行う際に、検討に値するものもある。

 PostgreSQLは、パフォーマンスや管理の向上に役立つ機能として、テーブルの分割(パーティショニング)を以前からサポートしていた。今回のPostgreSQL 11では、その機能にさまざまな改良が加わった。例えば、分割テーブルが「UPSERT」(UPDATE/INSERT)機能をサポートし、データベースアプリケーションのコードをシンプルに記述できるようになったほか、分割テーブル全般に対するクエリのパフォーマンスが向上した。

 また、値の範囲(レンジ)やリストに基づく分割に加えて、ハッシュキーを使ったハッシュパーティショニングも可能になった。値をハッシュ関数に通して得た結果に基づく分割だ。この機能に関しては、ハッシュキーの値が変わった時に、行を適切なパーティションに自動で再配置する機能もあることから、定期的な保守作業の中で再配置を行う必要はない。

↑ページ先頭へ