TOPHardware > 大容量で充電も高速 次世代リチウムイオン電池、16年にも登場...

Hardware

大容量で充電も高速 次世代リチウムイオン電池、16年にも登場

2015/11/09

Agam Shah IDG News Service

 従来のリチウムイオン電池に比べて5倍以上の容量を持つ新しい構造のリチウムイオン電池が、早ければ2016年にも製品化される可能性がある。

Credit: James Niccolai

 米新興企業Prieto Batteryは、従来のバッテリーより多くのリチウムイオンを保持できる新しい素材を利用して、3Dソリッドステート・バッテリー構造と呼ぶ新たな構造を開発した。創業者のAmy Prieto氏の説明によると、この新構造のバッテリーは、大容量である以外にも、可燃性が低く、充電も速いうえ、ウエアラブルデバイスやパソコンのほか、ソーラーパネルなどの大型装置にも適合させることができるという。

 この新構造のバッテリーは、何年も前から研究が進められてきた。Prieto Batteryは2015年11月初め、米Intelの投資部門Intel Capitalから、この技術の製品化に向けた出資を受けた(額は非公表)。Prieto Batteryは、Intelと協力して、ウエアラブルデバイスやコンピューティングデバイスに搭載できるバッテリーを2017年までに開発することを目指している。

 一方で同社は、別のパートナー企業(社名は非公表)とも話を進めていることから、早ければ2016年にも新構造のバッテリーが製品化される可能性もある。創業者のPrieto氏の長期的な夢は、太陽光発電所や風力発電所向けの低価格で安定したバッテリーを実現することだ。

↑ページ先頭へ