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Facebook、WhatsAppユーザーのデータの利用を英国で一時停止

2016/11/09

Martyn Williams IDG News Service

 米Facebookは、傘下のメッセージングアプリケーション「WhatsApp」のユーザーデータをFacebookで広告のターゲティングなどに使うことに関して、英国のユーザーについてはこの行為を一時停止する。英国の情報保護当局である情報コミッショナー事務局(ICO)と合意したもので、ICOは同社がこうした行為を再開した場合、法的措置を講じる可能性があると警告している。

Credit: Martyn Williams

 ICOのElizabeth Denhamコミッショナーは数週間前、ユーザーデータが適切に保護されていないとの懸念を表明したうえで、Facebookのデータ共有について調査を始めていた。今回の合意で、コミッショナーはまず1勝をあげたことになる。

 同コミッショナーが現地時間2016年11月7日に発表した声明には次のようにある。「私は、Facebookがユーザー情報を使って何をするつもりなのか、ユーザーに十分な情報が与えられていないと考えている。また、WhatsAppが情報の共有についてユーザーから正当な承諾を得ていないと考えている」

 Facebookは2014年に220億ドルでWhatsAppを買収した。その後、WhatsAppで得た情報を、Facebook本体のソーシャルメディアで広告のターゲティングに使うようになった。

 Denhamコミッショナーが出した声明に対してFacebookは、8月に改定した最新の利用規約は法令を順守しており、またICOの指導にも沿ったものであるとの認識を示した。

 Denhamコミッショナーは声明の中で、ICOがFacebookに対して法令を明示した結果、同社が英国のWhatsAppユーザーデータを広告などで使う行為を一時停止することで合意したと述べている。

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