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AppleがARヘッドセットを2020年に発売か

2017/11/10

Michael Simon Macworld

 Appleが計画中のARヘッドセットは、「rOS」という新OSや、同社が現在設計している独自チップを搭載するという。また、同社のエンジニアは、地図やテキストメッセージ、さらには仮想会議室や360度の動画再生といった一歩進んだ機能まで、各種アプリを試作している。App Storeの搭載も検討しているとのことだ。

 さらに、AppleはARKitの新バージョンを来年リリースする準備を進めているとBloombergは伝えている。「persistent tracking」という新技術を使って、仮想空間の中でデジタルの物体を配置した場所を正確に記憶できるのだという。

 わずか数カ月のうちに、AppleはAR界で傍観者から先頭集団に躍り出た。ARKitをフル活用したアプリも多数登場している。さらに、同社が「iPhone X」に搭載した新しい深度カメラ「TrueDepthカメラ」の技術は、現実世界をスマートフォンで忠実に写し取ることができる未来の到来を予見させる。実際、米メガネブランドWarby Parkerが今週アップデートしたiOSアプリには、iPhone XのTrueDepthカメラを使って、自分の顔に合うフレームを勧めてくれる機能がある。2020年を迎えるまでには、AppleはiPhone Xの進化を既に2回経験しているはずだ。その頃、TrueDepth技術がどれほど高度になっているかは、現時点では分からない。

 かなり先の長い話に思えるかもしれないが、これがAppleの進め方だ。列の先頭に並ぶのではなく、他社の成功とつまずきから学び、申し分のない製品を申し分のないタイミングで作り上げる。もちろん、最終的に製品が登場せずに終わることも考えられるが、Apple製のARヘッドセットの可能性を考えるのはわくわくする。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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