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Bluetoothの2016年のロードマップ、IoT対応・メッシュネットワーク・高速化を追求

2015/11/13

Jared Newman TechHive

 現在のBluetoothは、無線マウス、無線キーボード、ウエアラブルデバイス、携帯電話の無線イヤホンを接続するためのプロトコルとして特に有名だ。しかし今後は、電球、ドア錠、サーモスタットへの対応力を高めようとしている。

 Bluetoothの標準化団体Bluetooth SIG(Special Interest Group)は、2016年のBluetoothのロードマップを明らかにした。この中では、コネクテッドホームをはじめ、IoT(モノのインターネット)分野の用途に大きな比重が置かれている。

 特に目を引くのは、「Bluetooth Smart」や「Bluetooth LE(Low Energy)」の名で知られるBluetooth 4.0+の通信距離を4倍にすることを目指している点だ。これが実現すると、例えばスマートウォッチやフィットネスバンドを装着したままで家の中を動き回っても、スマートフォンとの接続が切れることはない。あるいは、モーションセンサーや照明システムを屋外に設置する場合に、通信距離が長いWi-Fiなどのネットワーク接続を使わなくても、ハブとの接続を維持できる。

 また、2015年2月に発表があったように、Bluetooth SIGは2016年にメッシュネットワーク機能の標準化を目指している。これが実現すると、つながり合ったBluetoothデバイスがバケツリレー式にノード間でデータを受け渡す形で、建物全体をBluetoothでカバーできるようになる。メッシュネットワークはスマートホーム製品用としても有望だ。1台のコントローラーハブにすべての通信を経由させる必要がなく、デバイスを分散化したシステムを実現できるからだ。メッシュネットワークの特に有名な実装例としては、複数の部屋にまたがって利用できるオーディオシステム「Sonos」がある(ただしSonosは、Bluetoothを基盤としない独自ソリューションだ)。

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