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さよならプライバシー、Evernote社員が利用者のノートを閲覧可能に

2016/12/16

Blair Hanley Frank IDG News Service

 米Evernoteがプライバシーポリシーを改定し、ユーザーのノートを同社の一部社員が閲覧することを認める内容が盛り込まれることになった。ユーザーによるオプトアウトはできない。

Credit: Blair Hanley Frank and Martyn Williams

 改定版のプライバシーポリシーは2017年1月23日から適用される。Evernote社員からのアクセスを回避したい利用者は、作成したノートをこの日までにEvernoteから取り出したうえで、アカウントを削除する必要がある。Evernote Businessを利用している企業の場合は、管理者が設定によりオプトアウトできるが、各ユーザーが個別に制御することはできない。

 Evernoteが今回プライバシーポリシーを改定したのは、同サービスの機械学習機能を強化するためだ。精選した少数の社員に、利用者が記録した情報を参照することを認め、アルゴリズムのトレーニングを支援するというものである。

 同社は、今回のポリシー改定を伝える告知の中で、「弊社のコンピュータシステムは高精度ですが、意図した通りに機能しているかを確認するために、人間による目視確認が必要になる場合があります」と説明している。

 個人ユーザーも企業ユーザーも、Evernoteの設定で機械学習機能をオプトアウトすることは可能だ。オプトアウトした企業ユーザーは、Evernote社員に対するノートの秘匿性を維持できるが、機械学習機能の恩恵は受けられなくなる。個人ユーザーは、機械学習機能をオプトアウトしても、ノートを読まれる可能性がある。

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