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GE、産業向けIoT基盤「Predix」を手がけるデジタル事業を分社化

2018/12/19

Jon Gold Network World

 米調査会社Gartnerのリサーチバイスプレジデント、Mark Hung氏は、今回の分社化はPredixの顧客企業から歓迎されそうだと話す。

 「このところGE Digitalは煮え切らない状況に置かれ、GEはその価値を値踏みしていた。企業からそういう話が出てくると、その顧客企業としては、今使っている製品がどうなるのか、先がなかなか見通せない」

 GE Digitalがスピンオフされ、Predixの競争力をとことん高めることに専念できるようになることで、既存の顧客にとっては、今後も開発が続くであろうという多少の安心感が得られる。Predixの新たな顧客を開拓する動きも始まるかもしれない。

 新会社の名前は未定で、GEが2019年に発表する予定だ。Predixのほか、オートメーション、パフォーマンスマネジメント、スマートグリッドなどに関連するソフトウエアの事業も新会社に移る。

 米調査会社451 ResearchのIoT担当シニアアナリスト、Ian Hughes氏は、インダストリアルIoTに対するGEのアプローチが競合他社に近づく形になり、互いに関係するソフトウエアスタックの複数の要素が1つの企業の下に収まる点で、今回の動きは重要だと話す。

 「仏Schneider Electricが英AVEVAに関して採っているのと同じような形だ。中核企業は特定の業種に専念でき、傘下のソフトウエア企業はそれを支えつつ、発展を続ける市場を探求できる。今回の分社化に関しては、引き続きGEの配下に置かれ、既存の顧客に影響はなさそうだ。また新規顧客にとっては、インダストリアルIoTのソフトウエアスタックに関するビジョンの明確化につながる」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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