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英国防相、ロシアのサイバー攻撃に対するNATOの防衛強化を呼びかけ

2017/02/07

Michael Kan IDG News Service

 英国のMichael Fallon国防大臣は、現地時間2017年2月2日の講演で、ロシアの軍事的復活がもたらす脅威について取り上げた。この中で同大臣は、西側諸国の民主的手順を「無効化」するためにロシアがサイバー攻撃を利用しているとして同国を非難し、NATOの抵抗が必要だと訴えた。

Credit: Russian Presidential Executive Office

 「NATOは、サイバー空間においても、陸海空での自衛と同じだけの効力を持つ自衛が必要だ。そうすれば、サイバー兵器の使用には代償が伴うと敵は知ることになる」と大臣は述べた。

 また大臣は、2016年の米大統領選に影響を及ぼすためにロシア政府が果たしたとされる役割についても指摘した。西側諸国を標的にしたとされるサイバー攻撃の事例が増えているうちの1つである。

 「ロシアがNATOと西側諸国を試していることは明らかだ。自らの勢力範囲を拡大すること、各国を不安定化させること、同盟を弱体化することをもくろんでいる」

 ロシアの関与が疑われるサイバー攻撃で西側諸国が狙われる事例は、現在も続いている模様だ。報道によると、ノルウェーの国家保安機関は現地時間2017年2月3日、同国の公務員9人のメールアカウントを標的として、ロシアの精鋭のサイバースパイ集団がスピアフィッシングメールによる攻撃を行ったと述べた。

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