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米ドラッグストア大手、データベースをクラウドとオープンソースに移行

2019/03/06

Scott Carey Computerworld UK

 「Azureのクラウドへの移行を加速するために、データセンター全体を1年半から2年以内にクラウドに移すことを我々は必要としている。Oracleを基盤とする現在のアプリケーションをクラウドに移行すると共に、Oracleに代わるリレーショナルデータベースであるMariaDB向けのアプリケーションに転換する計画だ」

 WalgreensがMariaDBと協力して正式に作業を始めたのは2018年4月のこと。迅速な立ち上げのために、専任のアーキテクトも配置した。これまで主にOracleを利用し、ITチームに約2000人を擁する大企業にとって、MariaDBへの移行は、デプロイや再設計の方法という面で、それまでの枠組みをがらりと変えるものだったとTuegel氏は言う。そこで、すべてのデータベース管理者が、1週間のトレーニングを受けた。

移行の理由は

 Walgreensが今回の移行を進めている要因として挙げたのは、スケーラビリティとコストだった。

 Tuegel氏は、コスト削減の具体的な数字は明らかにしなかった。移行がごく初期段階にすぎないからかもしれない。Computerworld UKに対し同氏は、全体の計画として、「いずれはOracleから完全に離れる」と語った。とはいえ、25年にわたるレガシーアプリケーションがあるだけに、「そこに至るまでには何年もかかる」と認める。

 Walgreensは手始めとして、オープンソースのデータベース技術を基盤とする新たなアプリケーションの設計と、既存のアプリケーションをその新しいモデルに徐々に移行する計画とを、並行して進めている。

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