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10.1インチ以下のデバイスのOfficeアプリは今後も無料、MS幹部がブログで言及

2015/03/26

Mark Hachman PC World

 米Microsoftが明確な一線を引いた。Office 365の担当幹部が、小型デバイスでのドキュメントの編集・閲覧機能は今後も無料だと述べたのだ。これとあわせて、タブレット端末「Surface Pro」の小型版の登場という線は、どうやら消えてしまったようだ。

 同社でOffice 365のクライアントアプリおよびサービスチーム担当のコーポレートバイスプレジデントを務めるKirk Koenigsbauer氏は、現地時間2015年3月24日の公式ブログ記事の中で、「パーソナル」な体験と「プロフェッショナル」な体験の境界線は10.1インチという画面サイズだというのが同社の認識であることを明らかにした。プロフェッショナルには、有料アプリの信頼性とセキュリティが必要である。一方、パーソナルなユーザーにとっては、無料という点の方が大きな関心事だ。

 同氏は次のように記している。「現在当社では、プロフェッショナルな利用とパーソナルな利用とを区別する基準に、画面サイズも用いている。当社の調査に基づいて、画面サイズが10.1インチ以下のものは、文字どおりのモバイルデバイスとして分類している。こうしたデバイスは、PCやMacのような大ぶりなコンピューティング機器の利用がそぐわない時に、おそらくは持ち歩いて使っているはずだ。そして、おそらくはマウスやキーボードを使わず、タッチ操作で使っているはずだ。おそらくは、デザインやプレゼンテーションに利用する『プロ』のカテゴリーのタブレットではないはずだ」

 そして、こうしたモバイルデバイスでは、「サブスクリプションによるプレミアム機能」に至らない範囲であれば、基本的な編集機能や閲覧機能は今後も無料で利用できると同氏は述べている。アプリ間の連携や、セキュリティ、信頼性などは、いずれも個別のアプリの機能ではなくOffice 365の特徴だ。

 デスクトップパソコンとスマートフォンの違いは誰でも分かる。だが、スマートフォン、タブレット、ファブレットの境界線があいまいになっている現在、ソフトウエアベンダーが判断を下さなくてはならないのは、画面の大小がさまざまに変わる中で、ソフトウエアの使用体験がどのようなものであるかという点だ。Microsoftにとっては、その境界線は、Surface Proと同程度のサイズである10.1インチだ。そして、Microsoftの「プロフェッショナル」の定義に10.1インチ以下が含まれないとなると、Surface Proの小型版の登場という望みは絶たれる。

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