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Facebookの空撮写真、ドローンの飛行規則に違反か

2015/04/28

Martyn Williams IDG News Service

 米Facebookは、2015年3月末に新社屋の運用を開始した時に、この社屋をドローンから撮影した印象的な写真を公開した。だが、同社のこの空撮は、ドローンの利用に関する米連邦航空局(FAA)の規則2件に違反していると見てまず間違いない。

写真●Facebookがドローンから撮影した新社屋(カリフォルニア州メンロパーク)

 こうした不注意はFacebookに限ったことではない。企業と個人の両方でドローンの利用が急速に広がる中、多くの人は、その飛行規則を完全には認識していないようだ。最先端のテクノロジー企業ですら例外ではない。

 Facebookが公開した写真は、中国DJI製のドローンから撮影したもので、高度は数百フィートと見られる。カリフォルニア州メンロパークの新社屋を、その一角の上空から捉えたものだ。この社屋は、パロアルト空港から約2マイル(3km強)の場所にある。空港から5マイル(約8km)以内の区域でドローンを飛ばすためには、空港から事前に許可を取る必要があるが、今回の撮影場所はその区域に明らかに該当する。

 パロアルト空港の航空交通管制塔の話では、今回のFacebookの飛行について、そうした申請や連絡は受けていないという。

 また、仮に同社が空港に申請を提出していたとしても、現在のFAAの規則では、ドローンの商用利用は基本的にすべて禁じられており、規制免除の申請をFAAに提出して承認を受けないと飛行が認められない。こうした承認を受けた企業はわずかしかなく、Facebookはその中に入っていない。

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