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セキュリティ

Androidスマホ、アップデートの対象機種と期間の改善が必要、消費者団体が指摘

2015/07/07

Loek Essers、Peter Sayer IDG News Service

 Androidスマートフォンには、脆弱性がある古いバージョンのAndroidのままの機種があまりに多い、とオランダの消費者団体Consumentenbondが指摘している。メーカーがスマートフォンのソフトウエアアップデートをこれまでより長期間にわたって頻繁に行うことを同団体は求めている。

 Consumentenbondは、この2年間に入手したAndroidスマートフォン171機種について、メーカーが提供する最新のソフトウエアアップデートを適用してテストした。

 ソフトウエアアップデートを実行した後のAndroidのバージョンが、2014年11月リリースの「Android 5.0」以降だった機種は、テストした機種全体の6分の1だけだった。全体の半数は、アップデート後のバージョンも、2013年リリースの「Android 4.3」や、それ以前のAndroidだった。こうした古いバージョンのAndroidには、既知の脆弱性が存在する。

 「消費者には、信頼できる安全なデバイスを利用する権利があると思っている。メーカーは、発売から少なくとも2年間は、デバイスのアップデートを提供できてしかるべきだ」と、Consumentenbondの会長、Bart Combee氏は言う。

 スマートフォンのハードウエアに関しては、後継世代の機種と比べた時の差は次第に小さくなりつつある。そこでメーカーとしては、古い機種に新機能のソフトウエアを無料で提供して買い換えを思いとどまらせるようなことは避けたいのかもしれない。しかし、セキュリティの不具合を修正するというのは、自動車業界で日常茶飯事になりつつあるリコールにより近いものと言えそうだ。

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