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中国企業が新しいARMライセンスを取得、プロセッサの技術を蓄積

2016/07/14

Agam Shah IDG News Service

 中国には、国産のプロセッサを搭載した世界最速のスーパーコンピューターが既にあるが、自前のプロセッサ開発をさらに進めるための技術を蓄積する動きを続けている。

Credit: Jack Dongarra, the University of Tennessee

 ARMは中国時間2016年7月12日、中国Huaxintong Semiconductor TechnologyがARMv8-Aアーキテクチャーのライセンスを取得したことを発表した。Huaxintongは、中国貴州省と米Qualcomm子会社との合弁企業だ。

 Huaxintongはこのライセンスに基づいて、データセンターのサーバー向けにARMベースのチップセットを開発する予定だ。中国貴州省はビッグデータの中心地として認識されており、中国の大手通信事業者のサーバーをはじめとする250万台のサーバーが稼働するデータセンターを有している。

 QualcommはHuaxintongの少数株主だが、Huaxintongが開発するサーバー向けチップセットがQualcommの技術を基盤とするものかどうかは定かではない。Qualcommの広報担当者によると、HuaxintongにはQualcommの技術や知的財産のライセンスがあるが、独自のチップも設計可能だという。

 中国企業が利用しているチップアーキテクチャーはARMだけではない。Suzhou PowerCore Technologyは、中国のサーバー市場向けに、米IBMのPowerアーキテクチャーを基盤とするプロセッサを開発している。Tianjin Haiguang Advanced Technology Investmentは、米AMDからサーバー向けチップ技術のライセンスを受けている。Tianjinは、中国企業のコンソーシアムとAMDとの合弁企業だ。

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