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iPhone 6の指紋認証の精度、Apple Payには十分

2014/09/25

Antone Gonsalves CSO

 米Appleの「iPhone 6」をクレジットカード代わりとして実店舗での決済に使ううえで、同機種の指紋センサーは決済の認証手段として十分なレベルの精度を備えていることが、米モバイルセキュリティ企業Lookoutのテストで分かった。

 同社研究者のMarc Rogers氏は、現地時間2014年9月23日付けの同社公式ブログの中で、このテストについて明らかにした。それによると、iPhone 6の指紋認証機能「Touch ID」は、先代機「iPhone 5s」の同機能と比べて、偽造した指紋による認証が難しくなっていた。新しい指紋センサーの精度は、iPhone 6で利用できる決済システム「Apple Pay」向けとして十分なレベルだ。

 「現状としては、優れたセキュリティ手段だ。巷の犯罪者で指紋を複製できる人はいないと思う」とRogers氏は話している。

 iPhone 6のセンサーの認証を通過できるような指紋を偽造するには、高度なスキルと忍耐強さ、そして1000ドル以上もする用具が必要だ。作業はかなりの時間を要する。詳しい手順については、iPhone 5s発売後の現地時間2013年9月23日に同氏が公開したブログ記事に説明がある。

 Rogers氏のテストによると、iPhone 6のTouch IDは、指紋のスキャンの範囲を広げることで信頼性を高め、また解像度を上げることで認識の精度を高めているという。

 偽造した指紋が使われる可能性が最も高そうなのは、特定の個人に対する標的型攻撃だ。だがそのためには、本人がTouch IDで使っている指の精細な指紋を手に入れる必要がある。端末本体のタッチ画面からは、そのような指紋は得られそうにない。

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