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IEEE 802.11axからWi-Fi 6に名称変更、その意義は

2018/10/11

Jon Gold Network World

Wi-Fi 6の強みは

 Wi-Fi 6の基盤にある規格は、技術的な名称は引き続き802.11axだ。この規格は、データ通信の高速化だけでなく、混雑した電波環境でのパフォーマンス強化や、電力効率の向上といった点でも進化している。

 また、Wi-Fi 6は、処理能力やバッテリー駆動時間に限りがあるIoTデバイスの通信手段にもなり得ると見られている。Wi-Fi 6の「Target Wake Time(TWT)」という機能を使うと、大半の時間はWi-Fi接続を切断し、所定のタイミングで一時的に通信させることができる。Wi-Fi 6対応のIoTデバイスは、前回の通信以降に集めたデータをそのタイミングで伝送することで、バッテリー駆動時間を伸ばせる。

 無線通信やモバイル関連のテクノロジーを専門に扱う米Farpoint Groupの代表者、Craig Mathias氏に話を聞いた。今やエンタープライズITもコンシューマライゼーションが大きな後押しになっていることを考えると、今回の名称変更はおそらく適切な策ではあるが、そうは言っても、802.11axの呼び名をWi-Fi 6に変えるだけでは全容が伝わらないと、同氏は言う。

 「例えば、特定の製品が『Wi-Fi 6』だと表現しても、どの世代に属するかということ以外はほとんど何も伝えていない。車になぞらえてみると、2019年型の『Ford Edge』と一口に言っても、SE、SEL、Titanium、STといったモデルに分かれているし、それぞれに無数のオプションがある。Ford Edgeを買った、と言うだけでは、何ら詳しい説明にはならない」

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