TOPアプリ/OS > iPhone 6sのディスプレイ分解で3D Touchの仕組...

アプリ/OS

iPhone 6sのディスプレイ分解で3D Touchの仕組みが判明

2015/10/15

Oscar Raymundo Macworld

 米Appleが2015年9月に発売した「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」の中心的な機能の1つに、感圧タッチ機能「3D Touch」がある。だが、同社がこの機能を実装した方法は、依然としてかなりの謎に包まれている。

 この謎に一筋の光を当てるべく、米iFixitは、iPhone 6sのRetina HDディスプレイの完全な分解を敢行した。ディスプレイを層ごとに分解して、3D Touchセンサー技術の込み入った部分を明らかにし、「今年の(iPhoneの)ハードウエアが持つ独自性について、その内情を伝える」ことを目指したものだと同社は説明している。

 3D Touch機能を実現しているのは、ディスプレイパネルの裏側に配置されている静電容量式センサーの層だ。この層には、金色の長方形に見えるコンデンサーのプレートが並んでおり、それぞれのプレートが制御チップに接続されている。iFixitの分解記事によると、バックライト、ディスプレイ、デジタイザー付きガラスとこのセンサー層とを分離するのは難しい作業ではない。

 この層が存在することは、Appleの従来の説明に反する。これまで同社は、3D Touchの圧力センサーはバックライトに組み込まれていると説明していたからだ。iFixitは、この静電容量式センサーの層は「完全に独立した部品のようだ」としている。

 3D Touchは、タッチ式画面の押し込みをこのセンサー層で感知する。この機能を実現するために、Appleは、高強度ガラス「Gorilla Glass」の製造元である米Corningと協力して、ごくわずかに湾曲する柔軟なガラスを開発した。ユーザーが指でガラスを強めに押し込んだ時には、その真下に位置するコンデンサープレートと指との距離が縮まることから、タッチと押し込みとを区別できるという仕組みだ。

↑ページ先頭へ