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高速ストレージを実現するIntel VROC、数々の制約は解消されず

2017/10/26

Gordon Mah Ung PCWorld

 VROCキーの正式な価格については、単体販売がないとの理由で同社は明らかにしなかった。

 これだけの制約があるとなれば、COMPUTEXでのVROCのデビューが少々期待外れなものだったのは当然といえる。1カ月後にCore i9が登場した時も、IntelはVROCについては口をつぐんでいた。また、同社が公式サイトに掲載しているVROCのFAQページに、XeonのみをサポートしCore i7はサポートしないとの説明が出ていた時期もあったことから、VROCは早々に葬り去られるのではないかと気をもんだ人も多かった。

モードによる価格差はなしに

 一方で、喜ばしい方向に変わった点もある。モードに応じた価格差がなくなったことだ。COMPUTEXの時点でマザーボードメーカーから聞いた説明では、VROCはRAIDのモードに応じてキーの価格が変わる可能性が高く、RAID 0は99ドル、RAID 5は150ドルとのことだった。この点はとりわけ議論を呼び、ネットでは大きな不満の声が上がっていた。今回のIntelの話では、どのVROCキーでも、X299プラットフォームでRAID 0/1/5/10の各モードに対応できるとのことだ。

 とはいえ、不満の種はまだ多い。コンシューマー向けバージョンのVROCで使えるのが依然としてIntel製のSSDに限られていることは、Intelの説明で確認が取れた。だが、他社製のSSDを試すことが不可能なのか、リスクを伴うのか、それとも単にIntelの立場では望ましくないというだけなのかは定かでない。Intelのどの担当者に尋ねても、正当に使えるのはIntel製SSDのみだと答えるだけだろう。

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