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Microsoft Azure、多要素認証でまたもや障害が発生

2018/11/29

Gregg Keizer Computerworld

 Microsoftは、今回の障害が起きる前日に、約14時間に及んだ11月19日の障害について報告する事後レポートをAzureダッシュボードに掲載したばかりだった。事後レポートは1150ワードを超える長文だ。障害発生に至った3つの根本原因や、障害の詳しい経緯、サービス復旧のためにエンジニアが講じた手順を説明したうえで、プロセスや手順の見直しと改善に向けて、今後2カ月強の間に実施する策を明示している。

 レポートの終盤には、「お客様にご迷惑をおかけしたことを深くおわびします」との言葉もある。

 米Directions on Microsoftのアナリスト、Wes Miller氏は、立て続けに起きた今回の障害は「厄介だ」と述べ、Azure Active DirectoryやMFAのようなサービスは「極めて堅牢な設計でなくてはならない」と指摘する。その一方で、事後レポートの姿勢には安心したとしている。

 レポートの中でMicrosoftは、サービスに適用するアップデートの展開手順や、サービス復旧までの時間を短縮する方法などについて、見直しや検討を表明した。これについてMiller氏は、「Azureチームが正しい見通しを持っているものと私は期待している。実際そのようだ」と話す。エンジニアが問題をあわてて判断して、修正プログラムを拙速に出すことは、事態を簡単に悪化させる1つの原因になるが、今後はそれはなさそうだとMiller氏は言う。それに、Azureのチームは、Windows 10のチームとは違って、原因と対応について開示する姿勢が見られる。

 Microsoftは、今回の新たな障害についても、Azureダッシュボードに詳しい説明を72時間以内に掲載するとしている。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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