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Microsoft EdgeがChromiumベースに移行、旧WindowsやMacにも対応へ

2018/12/10

Brad Chacos PCWorld

 米Microsoftは、苦戦が続くWebブラウザー「Edge」を次の1年で抜本的にテコ入れする。基盤のレンダリングエンジンは、これまでの独自エンジン「EdgeHTML」から、米Googleの「Chrome」ブラウザーなどと同じ「Chromium」に移行する。さらに、これまではWindows 10専用だったEdgeを、Macや旧バージョンのWindowsにも対応させる意向だ。

Credit: Microsoft

 今回の方針転換を発表する2018年12月6日付けの公式ブログ記事で、Windows担当コーポレートバイスプレジデントのJoe Belfiore氏は次のように説明した。「Microsoft Edgeをお使いの方々は、あらゆるサイトで互換性が高まる(他ブラウザーをお使いの方々にも言えるかもしれない)。加えて、あらゆる種類のWindowsデバイスで、バッテリーの持ちやハードウエア連携が向上する」。さらに、Web開発者や企業のIT管理者にも互換性向上はプラスになるとしている。

 今回の方針転換は理にかなっている。EdgeはWindows 10のデフォルトブラウザーで、しかもMicrosoftは、競合ブラウザーをダウンロードしようとしたユーザーにEdgeを使い続けるよう勧めるという、なりふり構わぬ策も講じているが、ユーザー離れは止まらない。最近でこそ、パフォーマンスの高さやバッテリーの持ちという点で強みが出てきたEdgeだが、Windows 10と共にデビューした時に出足でつまずいたのが尾を引いている。ユーザーが期待する現代的な機能がなかったことが響き、その後も挽回を果たせていない。ChromeとChromiumが巨大な市場シェアを誇る中、開発者もChromiumエンジンを優先するようになった。いわばChromeは、かつての「Internet Explorer 6」のような立場だ。

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