TOPアプリ/OS > Microsoft EdgeがChromiumベースに移行、...

アプリ/OS

Microsoft EdgeがChromiumベースに移行、旧WindowsやMacにも対応へ

2018/12/10

Brad Chacos PCWorld

 一方で、1つのブラウザープロジェクトがWebで幅を利かせることを懸念する声も聞かれる。米Stack Exchangeの共同創業者、Jeff Atwood氏は、今回の話がうわさとして浮上した時に、Twitterで次のような見解を示した。「これは実のところ、ブラウザーのエコシステムの健全性という面では悪い知らせだ。どこもかしこもデフォルトのHTMLエンジンをChromeにばかり託すのは、正しい道ではない」

 Chromiumがオープンソースのブラウザーという立場にあることは、こうした懸念を多少和らげるかもしれない。MicrosoftのBelfiore氏も、コードのコントリビューションに力を入れる姿勢だ。ブログ記事にはこうある。「長年にわたってうまく機能してきた確固たるオープンソースのモデルを取り入れることを目指している。入念に設計されている長年のアーキテクチャーや、共同作業によるエンジニアリングに沿って、重要かつ積極的なコントリビューションを行う」

対応プラットフォームも拡大

 今回の方針転換で、EdgeはWindows 10の縛りからも解放される。年2回の大型アップデートというWindows 10の更新スケジュールから離れ、Edge独自で更新が行われるほか、Windows 7/8でも使えるようになる。またBelfiore氏は、「macOSなど、他のプラットフォームにEdgeを対応させることも可能になる」としている。iOS版とAndroid版のEdgeは昨年既に登場した。

 Microsoftの主力ブラウザーがMacで動くとは、まさに驚天動地だ。しかし、現代のブラウジングの重要性を考えると、この方針転換がどの程度の成果を生むのかはまだ分からない。Chrome、Opera、Firefox、Edgeを比較対照したPCWorldのレビュー記事では、Edgeは現時点で残りの3つに肩を並べていないという評価になった。ChromeとOperaは、どちらもChromiumベースだ。Edgeも、2019年のどこかで基盤がChromiumに変わる。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

↑ページ先頭へ