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Microsoft、量子コンピューティング向け開発キットを公開

2017/12/14

George Nott CIO

 Microsoftで量子コンピューティングの主席研究員を務めるKrysta Svore氏は、今回の開発キットの紹介動画で次のように述べている。「いずれは、40量子ビットをはるかに超える量子コンピューターも実現できる。複雑な分子の解析は、現在トップクラスのスーパーコンピューターでも、宇宙の寿命を超えるほどの期間がかかる場合がある。量子コンピューターなら、ほんの数時間や数日だ。今回の量子プログラミング開発キットを使えば、こうした巨大な計算のためのプログラムを、今日から開発できる」

 現在、Microsoftをはじめとする各社の間で、実用的な量子コンピューターの開発競争がグローバルに展開されている。Microsoftが開発を進めているのは、トポロジカル量子ビットを用いる方式の量子コンピューターだ。非アーベル型エニオンという準粒子を使う。

 Microsoftは量子コンピューティングの研究を世界各地で展開している。オーストラリアの研究拠点の責任者を2016年から務めている豪シドニー大学のDavid Reilly教授は、2017年4月に「数学的なモデリングや理論の段階から、応用工学の段階に移行して、大幅にスケールアップできるところまで達した」と述べていた。

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