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2016年の世界タブレット市場、2-in-1がシェア拡大の見通し

2015/12/17

Sarah K. White CIO

 米市場調査会社IDCが現地時間2015年12月1日に発表した世界タブレット端末市場に関する調査報告「Worldwide Quarterly Tablet Tracker」によると、標準型のタブレット端末の出荷台数が下降線をたどる一方で、キーボードを着脱できる2-in-1型タブレット端末の人気が高まっている。2015年のタブレット端末の出荷台数は2億1130万台で、前年比8.1%減となる見通しだ。タブレット端末の伸びは3年にわたってブレーキがかかっていることになるが、着脱型タブレットやハイブリッド型端末の人気は引き続き高まっている。

Credit: Microsoft

 2-in-1型タブレットの普及を後押ししているのは、米Microsoftの「Surface」のような製品だ。同社に限らず、キーボードを着脱できるタブレットはほとんどのメーカーが発売しており、価格やスペックの選択肢はとても幅広い。中には、2-in-1のAndroidタブレットを発売しているメーカーもある。米Appleはごく最近までタブレット市場で首位に君臨し、特に法人市場で優勢だったが、Android端末とWindows端末の追い上げを受けつつある。しかし、「iPad Pro」とオプションのキーボードを投入したことで、Appleも着脱式タブレットの波に乗る姿勢のようだ。

 IDCで世界のモバイル端末の動向を調査するシニアリサーチアナリスト、Jitesh Ubrani氏によると、2-in-1への移行が進みつつある理由の1つは、Windows 10の拡大だ。消費者にとっては、Windows 10の登場でタブレット端末に関する選択肢が増えた。この結果、2-in-1型を含むタブレット端末市場でのMicrosoftのシェアは、2019年までに2倍に伸びる見込みだ。しかし一方で、iPad ProがAppleの売り上げを支え、タブレット市場で同社がけん引力を取り戻す要因になるはずだとUbrani氏は言う。

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