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IoTの新たな基盤「Afero」が登場、エンドツーエンドのセキュリティを実現
2015/12/18
IoT(モノのインターネット)分野のスタートアップである米Aferoが、エンドツーエンドのセキュリティを実現するIoTプラットフォーム「Afero」を発表した。Bluetoothモジュールを搭載した各種IoTデバイスとクラウドサービスをセキュアに連携するプラットフォームだ。

Aferoのプラットフォームは、各種IoTデバイスを結んだインフラを構築するための基盤として新たに打ち出されたもの。家庭用と企業用のどちらのIoTにも利用でき、デバイスからクラウドまでの全域でデータの暗号化が確保されていると同社は説明する。
IoTに関しては、今後数年のうちに、家庭や企業、街中で、数十億の機器がインターネットに接続すると目されている。さらに、ソフトウエアやネットワーク、アナリティクスも、IoTでは重要な構成要素になる。だが、製品をIoT化する家電メーカーにせよ、効率化、コスト削減、収益力向上といった成果を得たい企業にせよ、こうした構成要素を自ら連携してシステムにまとめ上げるのは至難の業だ。
さらに、IoTシステムのセキュリティも、同じく大きな不安材料だ。世界中に広がったデバイスが、ハッキングの不安をかき立てる。メディアをにぎわせるサイバー攻撃でプライバシーへの懸念が持ち上がり、M2M(Machine to Machine)ネットワークを標的とした攻撃も出現している昨今は特にそうだ。