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IoTの新たな基盤「Afero」が登場、エンドツーエンドのセキュリティを実現

2015/12/18

Stephen Lawson IDG News Service

 現在、家庭用にせよ企業用にせよ、IoTデバイスを購入しようとしても、さまざまなプロトコルや標準を使った製品が入り乱れている。Aferoは、拡張性が高いエンドツーエンドのシステムで、セキュリティが他のプラットフォームより優れていると同社は言う。

 Aferoプラットフォームの中心となるのは「Afero Cloud」だ。セキュリティなどのサービスを実行し、長期的なデータ保存に対応する。IoTデバイス側には、省電力のBluetooth Smartプロトコルを利用したセキュリティ対応無線モジュール「Afero ASR-1」を搭載し、Afero Cloudに接続する際にエンドツーエンドの暗号化を実現する。他の種類のIoTデバイスも、クラウド間の連携を通じてAferoベースの製品と通信できるが、セキュリティは同じではないと同社は説明する。

 セキュリティに関しては、Aferoはデジタルセキュリティの一般的な規範にのっとっている。セッションごとに、デバイスとクラウドサービスの双方を楕円曲線暗号の鍵交換で認証し、通常は256ビットの鍵ペアを用いる。

 ASR-1モジュールの製造は、村田製作所が独占的権利を有している。米Appleや韓国Samsung Electronicsにも電子部品を供給し、ロボット開発でも知られる企業だ。Aferoのプラットフォームを基盤とする製品は、Aferoが提供する開発ツールを使って開発できる。既に、ゲームメーカーのバンダイナムコスタジオや、医療分野のITサービスを手がけるインフォコムが、製品の開発に乗り出している。Aferoによると、製品は2016年に登場する予定だ。また同社は、移動体関連技術の大手である米Qualcommとも提携したとしている。

 Aferoの本社は米カリフォルニア州ロスアルトスにある。Apple、Google、Nest、Microsoftなど、有名企業の出身者が同社に参加しているという。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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