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グレートバリアリーフのサンゴ礁再生を目指して、水中ドローンを活用

2018/12/18

George Nott Computerworld Australia

 LarvalBotは、同大学の既存の海中ロボット「RangerBot」を再設計して開発した。RangerBotは、コンピュータービジョンを使って水中を航行し、サンゴを食い荒らす天敵のオニヒトデに致死性の薬剤を注入して数を減らす役割を持つロボットだ。グレートバリアリーフのサンゴ被覆面積の減少は、40%がオニヒトデによるものとされる。

 今回の実地試験は、世界各地の科学者らが協力して進めている大規模なプロジェクトの一環だ。LarvalBotの資金には、豪グレートバリアリーフ財団が実施したコンテスト「Out of the Blue Box Reef Innovation Challenge」の賞金30万豪ドルが使われている。

 このサンゴ再生プロジェクトを率いる豪サザンクロス大学のPeter Harrison教授は、今回の手法について、「さらなる研究と改良を加えれば、大規模なリーフや複数の場所で、これまでになかった形で運用できる大きな可能性を秘めている」と話す。

 そして同氏はこう付け加えた。「着底したベビーサンゴの成育を今後きちんと観察していく。また、2019年のさらなる規模拡大に向けて、技術と手法の両方の改良を進めていく」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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