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IT労働市場、主導権は働き手の側に(下)

2015/05/29

Mary K. Pratt Computerworld

 IT技術者の失業率は低く、IT分野の新しい働き口は増えている。これらの要因に加え、かねてから続いている専門的技術者の不足により、給与は上がっている。この結果、欠員補充にかかる期間は長くなっており、また働き手側の主導権が強まりつつある。

前回から続く)

働き手側の視点

 ダラスを拠点とし、米法律事務所Zelle Hofmann Voelbel & MasonでITサポート担当の仕事をしているRobert Romig氏は、IT技術者が引く手あまただということは重々承知しているものの、IT労働市場が好調だからといって、自分の希望に合う仕事がすぐに見つかるとは限らないと話す。

 「仮に、今の仕事を明日突然失ったとしても、2週間以内か、長くても3週間以内に、仕事のオファーが続々と届くかもしれない。だが、仕事が見つかることと、良い仕事が見つかることはイコールではない」

 同氏は、今の職を去る意向は現時点ではないものの、採用担当者や人材会社から電話を受けることがたびたびある。しかし、今よりも上の仕事を提示されるとは限らない。適切な組み合わせ(つまり、やりがいのある役職で、適切な報酬が得られ、適切な環境の仕事)を見つけ出すためには、数週間という期間ではおそらく済まないと同氏は言う。募集内容を選別し、契約社員や期間社員の募集、および横滑りの移動になる募集を除外する必要があるからだ。

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