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アジャイル開発のメリットは(上)

2015/07/13

Joe Mack CIO

 アジャイルソフトウエア開発の手法やその効能については、耳にしたことがある人も多いと思う。この記事では、アジャイルのさまざまなメリットについて見ていくことにしよう。よく聞くメリットもあれば、聞き慣れないメリットもあるはずだ。

短い周期で頻繁にリリース

 アジャイルでは、スプリントという開発サイクルごとに、実際に動作するソフトウエアを作り上げる。例えば、スプリントが4週間のアジャイルプロジェクトの場合、ウォーターフォール型のプロジェクトとは違って、目標とのずれが1カ月以上になることはあり得ない。

 これは、ウォーターフォール型の開発で誰もが耳にしたことがある(あるいは身に覚えのある)恐怖体験とは大きく異なる。ウォーターフォール型の場合、要件を定め、同意と承認を得たら、開発者は1年といった期間をかけて膨大なコードを作成する。そこで初めて、「要件の理解はこれで正しいでしょうか…」とお伺いを立てられるデモが完成する。だが、発注側が求めるものと大きくかけ離れているのが常だ。そこで開発側は、追加の予算を直ちに確保して、勢いがあるうちに修正に取り組まなくてはならない。

 実際に動作するソフトウエアがスプリントごとに完成してフィードバックを得られるのに加え、スプリント自体に付随して反復的な計画と優先順位付けが行われることから、開発を進める中で大小さまざまな変更を加える余地がある。

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