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LibreOffice、MS Officeとの競合はいかに(後)

2015/07/23

Paul Rubens CIO

 非営利団体のThe Document Foundationが開発する「LibreOffice」は、Microsoft Officeと同様の機能を数多く備えた無償のオープンソース・オフィススイートとして、ユーザーの獲得を目指している。Sun Microsystemsが2000年にリリースした「StarOffice」(日本ではStarSuite)のオープンソース版である「OpenOffice.org」からフォーク(分岐)する形で、4年以上前に始まったプロジェクトだ。

前回から続く)

Officeアシスタントへの見解は

 Microsoftは、Officeスイートのうち、UI(ユーザーインタフェース)などの部分について、その分野でトップクラスの人材を採用して研究開発に投入するような資金も確保できる。オープンソースプロジェクトにはそのような余裕はない。

 だが、Meeks氏はその点はあまり心配していない。「Microsoftが加えたデザイン変更の中でも、驚嘆のさらに上を行く最高傑作の1つが、Officeアシスタントの「Clippy」(日本語版ではイルカの「カイル」)の導入だ。これは大失敗だった。UIデザイナーのことを悪く言うつもりはないが、大勢のコントリビューターで構成されたコミュニティがあることは有益だ。なぜなら、UIデザイナーが取り入れる変更は、必ずしも万人の賛同を得られるとは限らないからだ。それに、Microsoftのリボンインタフェースを見てほしい。人々が不満の声を上げている」

 毎日使う製品のUIは、少しずつ変化していく方が利用者に好まれるとMeeks氏は言う。それはオープンソースのモデルが大の得意とするところだと同氏は話す。「我々のイテレーションは迅速で、きわめて俊敏に動いている。そして、うまく前進していると自分達では考えている」

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