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2020年のCISOの姿を予測する(下)

2015/10/30

Doug Drinkwater CSO

2020年のCISOへの道筋は

 現在CISOの職にある人や、今後CISOを目指す人は、自らのキャリアを高め、会社のビジネスへの理解を深めるために、社内のトレーニングの活用に目を向けるとよいとNATSのRose氏は言う。

 「社内の幹部育成トレーニングは有益だ。実質的に、小規模のMBAに近い。模擬的な会社経営を行ったり、財務やマーケティングに関する講義を受けたりする。現時点でCISOが押さえておくべき貴重な機会だ」

 「全方位的なビジネスプロフェッショナルになる必要がある。そうしないと、別の人に役職を奪われることになる。CISOが取締役会に参加して、セキュリティ技術、ウイルス、TCP/IPパケットの話をしたら、二度と招かれることはないからだ」

 ArrivaのWells氏は、今後CISOを目指す人に次のことを勧める。「ビジネスを学び、自らの能力を進化させて、技術部門とビジネス上の職務との仲立ちとなる通訳/翻訳者の役割を果たせるようになることだ。リスクの度合い、会社の評判にもたらす影響、財務的リスクなど、ビジネスの観点で技術リスクを説明できるようになっておくとよい」

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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