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セキュリティ対策の次の一歩は「UEBA」(後)

2015/11/19

Kacy Zurkus CSO

 「それは、必ず説明しておくべき点だ。我々が行動分析をしているのは、本人の代わりとしてである。本人の代わりとして、一人ひとりを監視し、その人らしからぬ行動が見られた時に本人に伝えているのだ」とStolte氏は言う。

 さまざまな面で、UEBAの仕組みは、クレジットカードの不正利用監視サービスに似ている。各利用者の1件1件の買い物を机の前で常時監視している人がいるわけではなく、利用者の通常の行動と一致しない特異性が見られた時に、警告が発せられるようになっている。

 こうした仕組みの成否は、大量の情報の収集にかかっている。現時点でメリットを手にしているのは、イノベーション担当チームを確保できる余裕があり、UEBAを導入する財務構造を持つ企業だとNayyar氏は言う。

 Gartnerのレポートは次のように予測している。「2017年までに、ユーザーの統制や監視に主眼を置いている大手セキュリティベンダーの20%以上が、買収、提携、内部開発のいずれかによって、高度なアナリティクスやUEBAを製品に取り入れるようになる」

 今後数年のうちに、あらゆる規模、あらゆる業界の企業に向けて、こうしたサービスのラインナップが拡大し、より手ごろで使いやすい製品へと進化していくことになりそうだ。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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