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ドローンの商用利用、データ処理が悩みの種に(後)

2015/12/24

Paul Rubens CIO

 商品を注文すると、間もなく大空からドローンがやって来て、玄関先まで商品を届けてくれるというのは、わくわくする話ではある。しかし、ドローンの導入を考えている企業のCIO(最高情報責任者)にとっては、ドローンは大きな悩みの種にもなり得る。その理由を考えるうえで重要なのは、企業が近い将来ドローン技術をどのような用途で使うことになりそうなのかという点だ。

前回から続く)

 またVining氏は、動画や写真を膨大に生成することは、その処理に必要なスキルを持たないCIOには問題になると指摘する。「CIOは、その膨大なデータをどのようにインデックス化し、どのように検査するかを考えなくてはならない。これまでは不要だったかもしれないデータ管理のスキルが必要だ」

 CIOは、こうしたデータの保存とセキュリティ保護の方法、正規の担当者のみにアクセスを制限する方法、ライフサイクル管理で適用するポリシーの種類についても考える必要がある。ライフサイクル管理のポリシーは、データが不要になった時点で削除したり、アーカイブとして長期保存したりするために必要だ。

 法律面でも考慮すべき点が出てくるはずだ。Vining氏は次のように言う。「CIOは、さまざまな問題への対応を余儀なくされる。街の上空を飛行するとなったら、そのデータの利用方法や保存場所も明らかにする必要が生じるかもしれない。さらには、プライバシーの問題もある。裸の女性の写真をうっかり撮影するようなことがあってはならない」

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