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2016年の従業員エンゲージメントを巡る16のトレンド(中)

2016/02/24

Sharon Florentine CIO

 今や、米Glassdoorなどの企業評価サイトを通じて、企業のあらゆる動きが白日のもとにさらされる時代になった。それを従業員や志望者が閲覧して、判断材料にできる時代だ。この結果、社風や従業員エンゲージメントにスポットが当たるようになり、従業員エンゲージメントは競争上の大きな優位性の1つになった。

前回から続く)

5:同僚や仕事仲間は不可欠な役割を果たす

 TINYpulseの「2015 Employee Engagement Report」でもう1つ大きなテーマとなっているのが、同じ職場の同僚や仕事仲間の重要性だ。こうした人たちとの関係が、職場で得る経験を左右する。「このことは、当社のこれまでの調査結果とも合致する。2013年の当社のデータによると、従業員が受けた評価とその従業員の満足度との相関性を見た場合、同僚や仕事仲間から受けた評価と満足度との相関性の方が、直属の上司から受けた評価との相関性よりも23%高かった。また、2014年に企業の従業員らから得た回答によると、仕事であとひと頑張りする第一の理由に、同僚や仕事仲間の存在があった。つまり、職場での満足感に関して、同僚や仕事仲間が持つ重要性は一貫して高く、今後ますます高まるはずだ。適切な人材を採用することは、既存の従業員の成功に対しても重要な意味を持つ」(Wang氏)

6:従業員が行う「横方向」のマネジメント

 今では、マネジメントとは上下方向だけではない。従業員たちは、パーソナル・アカウンタビリティを受け入れる中で、自らが必要とするチームメートとなってくれるように同僚や仕事仲間に要求する場合もあり、今後は「横方向」のマネジメントも増える。これが摩擦の原因にもなり得るのは確かだ。しかし、経営幹部からの適切な指揮管理の下に行えば、従業員とその同僚のエンゲージメントと生産性を維持するうえで、従業員が積極的な役割を果たす大きなチャンスになり得ると、TINYpulseのレポートは述べている。

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