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2016年の従業員エンゲージメントを巡る16のトレンド(下)

2016/02/26

Sharon Florentine CIO

 今や、米Glassdoorなどの企業評価サイトを通じて、企業のあらゆる動きが白日のもとにさらされる時代になった。それを従業員や志望者が閲覧して、判断材料にできる時代だ。この結果、社風や従業員エンゲージメントにスポットが当たるようになり、従業員エンゲージメントは競争上の大きな優位性の1つになった。

前回から続く)

10:ミレニアル世代が社風を支配

 この1年で、ミレニアル世代が職場の最大勢力となり、社風にも多大な影響を及ぼすようになった。したがって、職場の価値観は、この世代が重視するものに移っていき、コラボレーションから社会的責任、そしてワーク・ライフ・インテグレーションへと変化していくとNiu氏は言う。

11:守旧派からの世代交代に伴う苦労

 ベビーブーム世代の退職が加速することで、X世代とミレニアル世代を中心とする労働力への移行が進む。米ジョージタウン大学の教育・労働力センターによると、大卒者向けに開かれる働き口の3分の2は、引退によって生じるものだという。レポートの予測では、主なマイナス面の1つとして、守旧派の引退によって組織としての知識が失われることを挙げる。一方、主なプラス面の1つは、現状維持へのしがらみが少ない従業員が、時代遅れの想定に基づいた慣習を捨て去ることだと、TINYpulseは見ている。

12:若手の従業員によってリーダーシップのあり方が変化

 ベビーブーム世代が退職し、もっと若手の世代が管理職に就く中で、リーダーシップの性質も変わる。「マネジメントのベストプラクティスとして、序列よりコラボレーションの色彩が強い路線への転換が期待される。従業員たちがパーソナル・アカウンタビリティを受け入れる中、こうしたリーダーシップのスタイルは、エネルギーの大きな源泉として活用できる」(Wang氏)

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