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キャリアに対するミレニアル世代の意識、新興国と先進国で差(上)

2016/02/29

Sarah K. White CIO

 現在のミレニアル世代と、もっと年上の世代とでは、労働市場に対する認識が異なるというのは、常識的に考えられることだ。しかし、ミレニアル世代だけで見ても、国ごとに認識の差があることが分かった。インドInfosysは、16~25歳のミレニアル世代を対象とした意識調査を、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、南アフリカ、英国、米国の各1000人ずつに対して実施した。

 調査の結果、自分たちの今後のキャリアにとってテクノロジーが非常に大きな役割を果たすという意識は、全体の共通認識として見られたものの、今後の労働市場に対する見方は、新興国の若者と先進国の若者とで大きく異なっていた。

各国のミレニアル世代の意識は

 調査結果によると、テクノロジーのスキルに対する自信は新興国の若者の方が強かった。また、中国やブラジルといった新興国の若者は、キャリアを前進させていくうえでテクノロジーが重要であるとの認識が強く、テクノロジーのスキルがない若者がキャリアの将来性を広げていくのは難しくなると考えている人が68%に上った。

 その認識もあってか、新興国の若者は、自らの成功に向けて必要なトレーニングを受けたいと積極的に考えている。「新興国の若者は、主に明るい面を捉えている。つまり、これまでなかった空前の機会が劇的に広がっているという部分だ。先進国の若者は、暗い面をかなり多く捉えている。オートメーション化で職が減ったり、グローバル化で国内の職が減ったりという部分だ。両親と同じ生活水準を維持できるかどうか心配している人も多い」と、Infosysのバイスプレジデントで、組織変革に関するコンサルティング事業を統括するHolly Benson氏は言う。

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