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キャリアに対するミレニアル世代の意識、新興国と先進国で差(中)

2016/03/02

Sarah K. White CIO

 現在のミレニアル世代と、もっと年上の世代とでは、労働市場に対する認識が異なるというのは、常識的に考えられることだ。しかし、ミレニアル世代だけで見ても、国ごとに認識の差があることが分かった。インドInfosysは、16~25歳のミレニアル世代を対象とした意識調査を、オーストラリア、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、南アフリカ、英国、米国の各1000人ずつに対して実施した。

前回から続く)

既存の教育は準備にならないとの認識

 調査結果によると、ドイツ、オーストラリア、米国では、自分が受けた教育が職場環境の現実に向けた準備にならなかったと感じている人が半数を超えた。全体のうち、教育がキャリアの準備に役立たなかったとの回答が多かったのは、英国の男性、オーストラリアの男性、米国の女性だった。しかし全体で見ると、大多数の若者は、自分が受けてきた教育をプラスに捉えており、72%は素晴らしい経験だったと感じている。仕事に役立たないと思っているとしても、教育の経験そのものは前向きに捉えていることになるが、米国、英国、オーストラリアでは、学校教育が現在の仕事に役立っているとの回答は50%にとどまった。

 調査によると、教育の問題の1つは、企業の世界で不可欠なソフトスキルを必ずしも教えていないことだ。「企業が得られる教訓としては、学習に関する戦略、予算、カリキュラムの中に、『ソフトスキル』についての講義とコーチングを引き続き取り入れなくてはならないという点がある。これはビジネスの必須事項だ。ソフトスキルは不可欠だと若者たちは認識し、就職先を選ぶうえでも探求している。それに、成長の原動力となるイノベーション、創造性、コラボレーションのためにも、ソフトスキルは絶対に欠かせない」(Benson氏)

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