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今こそCOBOLを学ぶべき理由(前)

2016/04/26

Paul Rubens CIO

COBOLは金になる?

 Kappelman教授の所見のほかには、供給不足の影響でCOBOL開発者が多くの給与を得ているという証拠は、今のところあまりない。だが、レガシーシステムの更新を支援するためのソフトウエア開発やコンサルティングを手がける英Micro Focusのバイスプレジデント、Geoff Webb氏は、COBOL開発者の給与水準は徐々に上がり始めると予測する。「Y2K関連のプロジェクトの時には、COBOL技術者が多くの企業で求められ、火事場のような対応の中で、給与が急激に上がった。当時のような急増が再び見られることはなさそうだが、今後は給与の上昇圧力が生じる可能性が非常に高い」

 COBOLの習得を検討する人が当然抱く疑問は、COBOLでどのような仕事を担うことになるのかという点だ。もっと端的に言えば、Kappelman教授の言葉にあるように、COBOLの仕事は退屈なのかということである。

 その答えは、中には退屈な仕事もあるが、すべてがそうではない、ということのようだ。既存のコードをメンテナンスするCOBOL技術者へのニーズは、今後も絶えることはないとWebb氏は言う。「更新の必要性は絶えず生じる。例えば、給与計算アプリケーションに微修正が必要になるかもしれない。膨大な作業量ではないものの、折々で変更が必要になる」

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