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今こそCOBOLを学ぶべき理由(後)

2016/04/28

Paul Rubens CIO

 他の開発者にもCOBOLの習得を勧めるかどうかについては、「場合による」と同氏は言う。「私はWebサイトのコーディングは好きではない。一方、金融業界向けのアプリケーション開発はしたくないという人には、COBOLは勧められない。逆に、トランザクションのコーディングが好きな人なら、COBOLは魅力的だ」

 同氏によると、全体としては、COBOL開発者の方が実際に給与が高いことが多いが、その理由の一端は、雇用側の企業の特質にもあるという。「COBOLを仕事にすると、従業員志向の大企業で働くことになり、こうした企業の給与が安すぎることはない。他の言語は、中小企業やスタートアップで人気が高いが、そうした企業では、社員が給与に不満を抱いている場合もある」

 もちろん、スタートアップで働く開発者は、最終的にその会社の株を入手できる可能性が大いにある。会社が成功を収めれば、一夜にして巨万の富を手に入れられるかもしれない。COBOL開発者の多くには、そのようなチャンスはない。

 COBOLを仕事にしたいが、最先端のソフトウエア開発から決別はしたくないという人には、別の道もあるとWebb氏は言う。現在は、古いCOBOLアプリケーションを、次世代の言語で開発したモバイルアプリやWebアプリケーションと統合する動きがある。

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