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好奇心旺盛な人材が会社にふさわしい理由(前)

2016/05/17

Sarah K. White CIO

変化が速いスタートアップ

 特にスタートアップの場合、独創性が必要なのはCEO(最高経営責任者)だけではない。すべての社員が独創性を発揮する必要がある。大企業とは違って、スタートアップは、変化、適応、成長を業界の中で迅速に進めていかないと、あえなく沈みかねない。したがって、変化のペースが遅い環境を指向する人や、ワークライフバランスの向上に関心がある人には、居場所はほとんどない。「スタートアップで働くうえで一番の難題は、成長中の会社で急速に変化するニーズに歩調を合わせていくという部分だ。知的好奇心を持つ候補者を探せば、適性や思考力を備えているだけでなく、募集職種の枠を超えた発想もできる人が見つかることになる」とVartanian氏は言う。

 スタートアップは独特の環境で、大きなプレッシャー、急速な展開、強いストレスが見られることがある。したがって、大企業で期待されるのとは異なる形でキャリアに打ち込む覚悟が、新たに入社するすべての人に求められる。データによると、スタートアップの50%は5年以内に倒産し、25%は1年以内で倒産する。また、スタートアップでは、失敗の文化が育まれていることがある。ただし、それは良い意味でだ。なぜなら、スタートアップでは、失敗から学ぶことで成長に拍車がかかるからだ。しかし一方で、合わない社員にとっては、ストレスに満ちた文化が育まれることにもなり得る。

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