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好奇心旺盛な人材が会社にふさわしい理由(後)

2016/05/19

Sarah K. White CIO

好奇心は大企業でも重要

 大企業は動きが遅く、きちんと体制を整えたがるという評価があるが、だからといって、大企業には好奇心は無用、という話にはならない。テクノロジーの変化は速い。そのスピードについていかなくてはならないと認識した大企業はたくさんある。例えば、部署の至るところに好奇心を浸透させるというやり方もあるかもしれないし、スタートアップの役割を持つ部署を社内に設ける企業もあるかもしれない。具体的な方法は何であれ、好奇心は大企業でも無視できないとVartanian氏は言う。「ビジネスや市場ニーズがめまぐるしく変化するというのは、スタートアップに限った話ではない。ビジネスについて学びたい、チームやスキルの枠にとらわれずに成長したいという意欲があるかどうかは、大企業でも成功のために同じく重要な要素だ」

 好奇心に満ちた人でチームを構成するためには、面接の中で好奇心を探ることが重要だとVartanian氏は言う。鍵となるのは、同じようなバックグラウンドや観点を持つ、同じような候補者ばかりを採用しないことだ。異なる個性、異なる視点を取りそろえることで、皆が刺激を受け、高い独創性を維持しやすくなる。

 好奇心がある人材を採用するために、企業が注目すべき点としてVartanian氏が挙げるのは、候補者が自己改善に熱心かどうか、複数のチームにまたがった仕事に前向きかどうか、根本にある問題にうまく注目できるかどうか、会社全体のビジョンの中で自らの役割に打ち込んでいるかどうかだ。結局のところ、「仕事熱心であることと、成長への意欲があることは別の話だ」とVartanian氏は言う。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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