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ランサムウエア対策のバックアップに潜む問題とは(下)

2016/06/24

Maria Korolov CSO

 企業や組織がランサムウエアの犯人に身代金を支払うというのは、本来はあり得ない話のはずだ。なぜなら、バックアップくらい取っているはずだからである。今や、コンシューマー向けにすら、無料や低料金のバックアップサービスがある。

前回から続く)

 ランサムウエアに感染したマシンに接続しているファイルシステムはすべて危険にさらされる。外付けのハードディスクやUSBメモリーをつないでいた場合も同様だ。

 米Arctic Wolf Networksでセキュリティエンジニアリングを統括するSam McLane氏はこう話す。「バックアップをランサムウエアから切り離すためには、対象のワークステーションにマウントしていないドライブを使う必要がある。例えば、バックアップアプリケーションを使って、ネットワーク経由でデータを別のワークステーションやストレージデバイスに送る。このストレージデバイスなりドライブなりは、きちんと防御した状態を維持し、ユーザーのワークステーションから利用できないようにしておく。特に、ユーザーがインターネットに接続できる場合には重要だ」

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