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Windows 10が物議をかもした7つの騒動(前)

2016/07/19

Howard Wen Network World

 2015年7月に米Microsoftがリリースした「Windows 10」は、全体としては成功と認識されている。先代のWindows 8/8.1と比べた場合には特にそうだ。だが、ここまで決して順風満帆だったわけではない。この記事では、この1年間に同OSが物議をかもした7つの騒動を見ていこう。

1:アップグレードの苦悩

 Microsoftは、Windows 7から離れようとしないユーザーをWindows 10にアップグレードさせたいと心の底から思っている。正規ライセンスのWindows 7/8が稼働しているコンピューターでは、Windows 10を無料でダウンロードしてインストールできる。

 Windows 10がリリースされた2015年夏以降、Windows Updateの自動更新を有効にしているWindows 7/8には、アップグレードを促すポップアップが表示され、巨大なインストールファイル(最大で約6Gバイト)が裏でダウンロードされるようになった。保存先はパソコンのメインドライブで、通常はユーザーの明示的な同意を得ないままにダウンロードされる。最初のうちは、Microsoftは確かにアップグレードを延期するオプションを用意していた。また、アップグレードを控えてインストールファイルのダウンロードを抑止するための裏技をユーザーが探り当てたりもしていた。だが、ダウンロードを阻止させまいとするMicrosoftのやり口は次第に強引になり、強い調子の表現で更新を押し付けるようになった。そこには、「今すぐアップグレード」と「今夜アップグレード」という2つのオプションしかなかった。

 Microsoftは現地時間2016年5月5日、Windows 10の無料更新期間の終了後はアップグレードを促すメッセージを表示しないことを明らかにしたが、人々の怒りの声に応えた動きではなかった。無料更新期間は2016年7月29日までだ。

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