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AppleがCESに合わせて出した広告、その正確性を考える(後)

2019/01/31

Michael Simon Macworld

注意書きが必要

 Appleが今回の巨大広告を出したのが、Marriott系ホテルの壁面だったのは、ある意味お似合いだ。Marriottは、昨年発覚した大規模なデータ流出に関して、500万人分以上の暗号化されていないパスポート番号が含まれていたことを、CES開幕の数日前に明らかにしたばかりだった。思えば、Marriottのホテルの予約にiPhoneを使っていたとしても、Androidスマホを使った人と同じだけのリスクを抱えていることになる。それとも、Appleとしては、これは「iPhoneで起きたこと」には該当しないという考え方か。

 広告の大胆不敵な宣伝文句を杓子定規に解釈するものではない、と思う人もいるだろう。車が水中を進んだり、Siriを宇宙で使ったりという広告ならば、確かにそうかもしれない。だが、明らかに非日常的な描写の広告にも、「真似しないでください」という注意書きが見られる昨今だ。今回のAppleの広告には注意書きが見当たらないが、筆者の目の錯覚だろうか。

 もしかすると、今回の広告には、細かい文字で数多くの注意書きを入れるべきだったかもしれない。

(了)

翻訳:内山卓則=ニューズフロント
記事原文(英語)はこちら

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