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2019年のIoTトレンド、企業向けは飛躍の年 消費者向けは助走期間(上)

2019/01/28

Hannah Williams Computerworld UK

 今回の記事では、現在のIoTを取り巻く主なトレンドと、2019年の見通しを紹介していく。

Credit: Cisco

 2018年のIoT市場は、2017年ほどの爆発的な進展は見られなかった。むしろ、過度なあおり立てが鎮まり、2019年に真のインパクトを実現できるようベンダー各社が準備を整えた年だったように思える。

 簡単に導入できる実用的なIoT製品やIoTサービスの提供を目指すベンダーが増える中、今後は、5Gやスマートシティなどの新たな動きが始まる一方で、複雑さも高まっていく。

 2020年にはIoTデバイスの数が200億を超えるという米Gartnerの予測は、もちろん今も変わっていない。だが、その年が近づく中で、IoTのパフォーマンスやセキュリティに対して、消費者は依然として懸念を抱いている。

 今回の記事では、現在のIoTを取り巻く主なトレンドと、2019年の見通しを紹介していく。

導入の広がり

 IoT市場は引き続き上昇カーブを描いていく可能性が極めて高い。2018年は、米Splunkや米GoogleのGoogle CloudといったベンダーがいっそうIoTに力を入れる動きが見られた。2019年は、同様のベンダーがさらに増えることが予想される。

 米調査会社Forrester Researchの予測によると、2019年は、B2CのIoTは本領発揮を前にした助走期間が続くものの、B2BのIoTは飛躍の年となる。2019年には85%の企業がIoTソリューションを導入または計画するものと見られる。

 Forresterは次のように言及している。「B2BのIoTは、2000年代のモバイルの展開をなぞらえた動きになる。当時は、モバイルの可能性に関する喧騒を超えた先で、現場資産、分散管理、リモート制御に焦点が当てられた。それと同じように、B2BのIoTも、効率性の追求、社内の連携、エッジの拡大、そして場合によっては、パーソナライズした顧客体験の提供が焦点となる」

 IoTの導入が特に伸びそうな業界は、製造、ヘルスケア、小売、公益事業だ。

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